恵方巻の由来・起源は諸説紛々


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今では節分にすっかり定着した感のある「恵方巻」だが、
その由来や起源をちょっと調べてみた。

まず、この「恵方巻」という名称だが、そう古いものではない。
元々「節分の巻き寿司」や「幸運巻き寿司」と称されていたが、
平成元年(1989年)にセブンイレブンがこの名称で売り始めた。
広島県のセブンイレブンの個人オーナーの考案という。

ではセブンイレブンが恵方巻をいち早く売り出したかといえば、
そうではなく、ファミマが昭和58年(1983年)に販売を開始。
当時はもちろん恵方巻でなく「節分巻き」とかいうものだった。

その後、ローソンや前述のファミマもその名称で全国展開して
今日の様に節分には欠かせないものとしてメジャー化していく。


さてその恵方巻、起源や由来は諸説あるが、ブームの裏には
2月という売り上げが低迷する時期に「何か売れるもの」を…
という思惑もあったように思える。

事実、最近は寿司屋に行列が出来る光景も目にするし、
出前寿司専門店も予約をとったりしている。
もちろん、コンビニはこぞってキャンペーンを仕掛けるし、
デパートの食料品売り場でもスーパーでも普通に見かける。
今では節分に欠かせない存在へと成長したのは間違いない。


起源については、戦国時代だとか、大昔の皇族だという説や、
ここでは書くのがはばかられる花街での艶っぽい話もあるが、
一時すたれたこの風習が、広く一般に定着し始めたのは、
昭和24年(1949年)に大阪鮓商協同組合の理事会での会議、
こういう説が有力ではなかろうか。

この会議の趣旨は「土用の丑の日のうなぎの蒲焼」に対抗する
販売促進手段として、節分に巻き寿司を食べようというもの。

前述の通り、節分のある2月は、8月と並び「二八」といわれ、
どんな商売も1年の内で、客足が最も遠のく時期である。
寿司屋としても、何らかの集客手段が欲しかったに違いない。

そして、この頃から少しずつ、
「恵方に向かって巻き寿司を食べ、幸運を呼び込もう!」
という宣伝活動が広がり始め、今日に至っているのだ。


ちなみに、今年の恵方は「東北東のやや右」

「やや右」の理由は、西洋式の16方位と中国式の24方位に
ズレがあるためで、そう神経質になる必要はなかろう。

恵方巻自体が、元々は寿司屋などの販促活動だったのだし、
命名もセブンイレブンの個人オーナーと聞けば気も楽だ。

とのかく東北東のやや右に向いて思いっきりかぶりつけば
あなたにも幸運がやってくるという運び。

ちなみに来年は西南西やや右、再来年は南南東やや右。




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