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強い寒気の影響で全国的に冷え込んでいる日本列島ですが、
大阪周辺では、「浮島現象」や「幻日」が確認されました。
いずれもこの冬一番の寒気の影響です。



さて、この「浮島現象」ですが、一種の「蜃気楼」です。

蜃気楼といえば、熱い砂漠で起きる印象が強いですよね?
でもここ日本でも、しかもこの真冬に見られるんですね。

浮島現象は砂漠の様に陸地で見られるのではなく海上です。
今回の現象は大阪の堺市沖に神戸の街並みが浮かびました。
なんとも神秘的ですね。

起きる原因としては、海面付近の比較的温かい空気の層と、
その上の冷たい空気層の温度差で光が屈折して起きるとか。
海面付近って比較的温かいの?って不思議に思いましたが、
日の出とともに暖められてこの現象が起きるそうです。

温かい空気の層は密度が小さいとされています。
それに対して寒気の層は密度が大きいのだとか…。
温まれば膨張、冷えれば収縮するのでそうなるんですね。
その密度の違いが屈折率の違いを生じさせるのだそうです。

結果、光は寒気層の側へ屈折します。
この光の屈折により引起こされた錯覚が蜃気楼の正体です。
だからそういう環境さえ整えば、灼熱の砂漠などに限らず
冬の日本でも発生する訳なんですね。



それともう一つ、
神戸で観測された「幻日」ですが、これも寒気の影響です。

こちらは太陽と同じ高さに別の光が輝いて見える現象で、
蜃気楼とは全く関係ありませんが、やはり寒さが原因です。

大気中にある氷の粒を通して光が屈折、反射する現象で、
太陽の両側の空に虹色の光が浮かびとても幻想的です。

風が弱くて、大気の安定した状態で発生しやすいとのこと。
でもあんまり見られることはないそうです。

ちなみに、上記は太陽に関して発生した場合のことですが、
同様のことが「月」についても起きるのだそうです。
その現象を「幻月 (げんげつ)」と呼ぶのだとか。
太陽のケースより、尚お目にかかることはなさそうですね。
だって恐らく満月の時くらいしか起きなそうですものね。



それにしてもどちらの現象も光の屈折が原因なんですね。
光の屈折については今度改めて調べてみることにしましょう。



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