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慢性関節リウマチは、関節の痛みで天候や気象の変化を予測できる
といわれるように、気象の変化に敏感に反応する病気の一つです。


それを裏付ける、ある実験結果があります。

慢性関節リウマチの患者さんに人工気候室に一定期間住んでもらい
どの様な条件下で症状が悪化するかをテストしたものです。

ちなみに人工気候室とは、温度や湿度、気圧、風(気流)などを
自由に調節できる部屋で、自然界の殆どの環境をほぼ再現できます。


その結果、「気圧の低下」と「湿度の上昇」が同時に起こったときに、
はじめて症状の悪化を訴えるケースがほとんどなことが分かりました。

気圧の低下と湿度の上昇が同時に起こる自然界の気象条件といえば…
移動性低気圧が接近・通過する時の条件と一致します。

どうりで、慢性関節リウマチは、
関節の痛みで天候や気象の変化を予測できる、と言われるわけです。



ところでこの関節リウマチの症状ですが主に関節の痛みや腫れです。
また、右手の関節が腫れたら、今度は左手の関節も腫れてきた…
というように、左右の関節に同じ症状が現れるのも特徴の一つです。


また関節リウマチは、だるい・疲れやすいといった痛み以外の症状が
全身にみられることもあります。

更に、朝起きた時に、手足が思うようにうまく動かない・動かし難い
ということもよくあります。これは「朝のこわばり」と呼ばれます。


また関節リウマチは、膝や肘、手首の関節や、手足の指の関節など、
あちこちの関節に症状を発症することが少なくありません。

たとえば、手の指の場合、第二間接(指先から二番目の関節)と
第三関節(つけ根の関節)に腫れが生じる症例が多くみられます。


関節の症状が進むと、関節の滑膜(カツマク)が増えて腫れあがり、
やがて軟骨や骨が破壊されていきます。
このまま破壊が進むと、やがて関節の形が変わって動きにくくなり、
やがては動かなくなって、日常生活に支障をきたすようになります。
その他、色々な症状を引き起こすので早めの治療が必要といえます。



関節リウマチの治療法といえば、大別して薬物療法、手術療法です。
そしてリハビリテーションも欠かせません。

主な治療法は薬物療法で、薬で症状を和らげ病気の進行を抑えます。
更に関節や筋肉が衰えないようリハビリテーションも欠かせません。

また、悪化させないよう、日常生活でも関節を守る工夫が大切です。
そうすることにより、手術にまで至るのを防ぎたいものです。

しかし、症状が進み、関節の形が変わって生活に支障がある場合や、
薬で痛みを抑えることができない場合などには… 手術が行われます。



一番大切なのは関節リウマチの症状を悪化させてしまわないよう、
日頃から関節を守るための工夫をすることと言えるでしょう。

たとえば・・・

・負担がかからないよう、同じ姿勢を長く続けない
・起床時に起きあがりやすいようにベッドを利用する
・和式トイレより負担の少ない洋式トイレにする
・関節を冷やさないよう、空調や衣類で調節する
・水回りの蛇口を回転式からレバーハンドル式へ変える
・買い物などはキャリーを利用して負担を減らす

などなど、身近な事でも関節の負担を軽減できることがあります。
(トイレなどのようにリフォームを要する項目もありますが)

いずれにしても手術などいうことにならないよう、
関節リウマチの症状が出たら早めに専門医で治療を受けるとともに、
常日頃から関節の負担の軽減を考えて暮らしましょう。



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